ブレーキオーバーホール リア編

前回シェイクダウンの時に、ブレーキの片方のみ効いていたので、まともに走れなかった。そのため、オーバーホールを決断して今回の作業をしている。部品も安いので、FCのような10年以上の古い車で、特に走り屋で過酷に扱われてきたブレーキは必ずと言って言いぐらい作業はお勧めです。

失敗編 本を見ないとこうなります。

1.本体ごと取り外しにかかってしまいました。
  

2.取り外すのも、専用工具で左回しで取れると思ったら、最後までは無理。取り付けるときに使います。お間違いなく!

本番編

3.ブレーキホースを取り外します。専用のレンチで取り外し、とめ具をプライヤーで取り外します。
  

4.サイドブレーキのワイヤーを14mmで取り外します。2番目の写真にある引っかかりから完全に取り外してください。社内のサイドブレーキを戻していても取り外しにくい場合は、サイドブレーキのところで、緩めて作業すると楽にできます。
  

5.下側のボルトを取り外します。そうすると、上側に持ち上げることができます。そしてスライドすることで、本体を取り外せます。
   

6.次にピストン本体は、布などをはさみ、エアーをホースから吹き込んで取り外します。思っていた以上に力強く飛び出ますので注意してください。
  

7.さびがついていますが、問題は、本体の傷です。縦の傷は残念ながら利用できません。オイルが漏れてしまいます。
  

8.まずは丸い止め具を取り外します。次にダストブーツ。
   

9.次に、内側にあるゴムの輪を取り外します。
  

10.サンドペーパーを用意します。今回は400番と800番の順で仕上げました。必ず横に磨いてください。縦には磨くことは絶対にしないようにしましょう。