クワイフのミッション事前情報入手編

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http://www.quaife.co.uk/
購入するミッションを見に行って来ました。
クワイフ社のミッションで当時FC3Sに3ローターを積んでマツダスピードが販売しようとしていたものです。
さて、このミッションはマツダスピードの5速フルクロスとIMSAで利用されていたミッションよりさらにギアが強い。
それはギアのサイズでわかることで、IMSAなどは毎回オーバーホール前提だったので、それを知らずに壊す人も多いとか?


さて、これはマツダスピードで6速フルクロスで80万で販売予定だった代物。
ドグミッションで、3ローター用に作成されていたため、2ローターのペリではシフトノブを曲げる必要があった。
まずは、シフトを曲げたり、溶接したりとシフトポジションを後ろにするために苦労した。
しかし、すぐに壊れてしまう。そこで、メーカーできちんと注文して作成したのが最後の写真。
これで、壊れることは無くなったという。
  

クワイフのミッションがつくように加工されたオカマです。これで500馬力に耐えられるのだから・・
ということでREOMでは、コスモスポーツなどにも同じ用に加工するようになったという。
 

最後の写真ですが、レース用のミッション再復活方法を伝授されました。
買い込みも考えられるので詳細は書きませんが、今度はこのサイトで公開??するかもしれません。


以下の資料は、ギア比とタイヤ径を計算して一番サーキットに合うギアとシフトチェンジポイントを計算したグラフです。
昔は、すべての車でやっていたそうで、REOMのレースは計算と経験そして技術力のサポートがあって早いのだなぁ。
とおもいました。今回のクワイフも試作品だったためか?ギア比がいい加減でマツダスピードに試作品にもかかわらず注文したとのこと。
現在サーキットに走っているクロスもいい加減なものも多く、気がつかないドライバーも多いかもしれません。

よって、今回のギア比はREOM算出データーに基づき、筑波は1速-5速、富士は2速-6速で走る万能型で進めます。
要するに、、せっかく上部なのでオーバーホールを最低限にする必要があるからです。
素人サラリーマンレーサーにはお金は上限がありますので、そんな妥協をさせていただきました。