スペック紹介2007年1月現在

■エンジン関連:
エンジン13B ペリフェラルポート加工
カーボンアペックスシール
ウェーバー・ダウンドラフトキャブ 48Φ 改51Φ
マツダスピードエキマニ/中間パイプ
藤壺サイレンサー

■点火系:
フルトラCDI

■駆動系:
ミッション・クワイフ製6速 フルクロスを使ったマツダ試作品 現在故障
クラッチ・APツインプレート
フライホイール・アルミ製1.7kg
デフ・機械式LSD ファイナル4.3
エンジンマウント・SA用強化品
フロントホイール・SSRメッシュ9J OFF+15
フロントタイヤ・240/600-16
リアホイール・SSRメッシュ10J OFF+13
リアタイヤ・270/600-16

■サスペンション:
ワンオフアルミケース・TRD製ショック
フロントスプリング・8kg
リアスプリング・10kg

■エアロ系
ERC・エボリューションN2キット

なぜペリなのか?

JSSは現在のGT300の前のカテゴリという認識でほぼ間違いないと思います。
当時、JSSのレギュレーションはNAは3リットルの排気量制限があった。
ロータリーはなんと×1.8。ターボは×1.7。ということでFCはNAで相手は2000のターボという図式になったようです。
キャブはインジェクションのようなエンジンをFULLで使い切ることはできません。
でも素人には良いのかも知れません楽しみです。

なぜ車両が入手できたのか?

JSSは1992年で終了。その最後まで現役マシンだった今回の車両。
本来ならグループAのマシン同様にストックカーなどのエアロに流用されるのが普通。
この車両は奇跡的に倉庫に残したままだった。
次のオーナーもJPレースというカテゴリに参加。
タイヤの販売が終了もあり倉庫へ。そして、ダンロップからタイヤ再販が決定。
前オーナーが走行会に参加しまた再々復活。しかしマツダで作成された試作品ミッションが壊れ倉庫へ。
その話が私に入り即購入。
それまで、REOMが綱渡りのように車両を整備しアイデアで維持しつづけていたから現在があると思う。
試作品のミッションは日本に2台輸入され、その1台目がこのマシンに投入。
実はもう一台のミッションも手配済みで入手できることになった。
クワイフというメーカーでLSDでは良く聞きますがミッションでは珍しいのではないでしょうか?
400-500馬力にも対応するミッションといわれている試作ミッション。
さあ4オーナのレースカー維持を目的にレストアと修理です。