レストアボックス NSR250R MC16 レストア編 |
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ゾフィー: 梅雨明けし暑さも和らいだので、東京倉庫へ出張です。 今回のレストアに向けて、レーシングスタンド、250ミリのプラスとマイナスのドライバー、90度ロングプライヤー、ウォーターポンププライヤーを準備(購入)してきました。 先ずは前回外せなかったキャブレターとご対面。 ウルトラ父: 買い足す楽しさと経験をつむと次回はあっさり。だったりします。 インターネットの情報だけと経験から学んだ内容はまったく異なるものです。 この経験が財産になりますよ。 ゾフィー: このインテークチャンバー(オレンジ色の部品)が外せなかったんだよなぁー ゾフィー: 秘密兵器:ウォーターポンププライヤーを使ったら、無事インテークチャンバーを外せたぞ!やったー! ウルトラ父: ウォーターポンププライヤーでブレーキをオーバーホールするのに使ってみてください。 こちらも専用工具とはちがいますが良い経験になります。 ゾフィー: お次はオイルパスチューブ二本とチョークケーブルを外すのだが、キャブが固定されているので外しにくいぞ! プライヤーが奥まで届かない! ゾフィー: そう言えば、ウルトラの父が先にキャブを外せと言っていたのを思い出したぞ! ということで、インシュレーターバンドを緩めて、先にキャブを外すことにした。 ゾフィー: キャブを外したら、キャブに接続されているワイヤーやホース類を外して行くのだ。 写真は「スロットルケーブル二本」と「オイルコントロールケーブル」 キャブレター取り外し完了! 相変わらず要領が悪くて時間がかかった。 サービスマニュアルには、「○○を外す」とだけ簡単に書いてあるが、実際にはあれこれやり方を考えないと外せない。 キャブ外すのなんて簡単に考えてたけど、慣れるまでは大変なんだなぁ。 ウルトラ父: そうねんです。またここで重要なのが、緩めたナットの動かした量(長さ)、実はきれいにするまえは、後が残っているんだけど、きれいにすると消えてしまいます。 なので、写真でアップを取っておくと、あとで組み付けるときに助かります。 ゾフィー: キャブが片付いたので、フロントフォークを外すための準備に入るぞ! まずはフロントホイールを外さなければ。 ウルトラNSRのフロントスタンドを拝借して作業開始。(ちゃんと許可取ってるわよw) 写真中央のプラスネジはスピードメーターケーブルをギアボックスに接続しているネジです。 このネジを外して、スピードメーターケーブルを外すのだ。 ゾフィー: マイナスドライバーで、キャリパーブラケットのハンガピンプラグ(上下二箇所)を外す。 六角レンチでハンガピンを緩める。 ゾフィー: スピードメーターケーブルガイド(針金状のもの)を取り外す。 キャリパーブラケットボルト(上下二箇所)を外して、キャリパーブラケットをフロントフォークから外す。 ゾフィー: フロントホーク左右のアクスルピンチボルト(写真中央の二つ並んだボルト)を緩め、アクスルボルトを外す。 アクスルの穴に六角レンチを差込み回転させながらアクスルを引き抜いた。 マニュアルに「キャリパーをブレーキホースでぶら下げないこと!」と注意書きがあったので、新聞紙を縛るビニール紐でホースに負荷がかからないように吊るしてみた。 ウルトラ父: まあ、短時間ならと思うところですが、ブレーキホースとキャリパーを取り付けている部分にパッキン(アルミや銅)が緩む原因にもなるので、絶対つるしたほうが良いです。 ゾフィー: 無事フロントホイールが外せたよ! ホイールを外すだけなら片側のキャリパーを外すだけで良いのだが、フロントフォークを外す場合は両方のキャリパーを外さなければならない。(当たり前だw) なので、もう一方のキャリパーも外した。 ゾフィー: フロントフェンダーを外した後(写真撮り忘れちゃった。ごめんなさい)、フロントフォークのエアバルブキャップ(黒いキャップ)を外して、中のエアバルブを押してエア抜きをする。 ゾフィー: あらかじめフォークボルト(メガネレンチのほう)を緩め、トップブリッジボルト(六角レンチのほう)も緩めておく。 ここで問題発生! フォークボルトを緩めるには27ミリレンチが必要だ。 ゾフィーの市販の工具セットには入ってないんだよね。 助けて!ウルトラのちちぃ〜! ウルトラ工具を無断で借りて、このピンチを切り抜けた。(ウルトラの父ごめんなさい) 今後も必要になるから後で買い足さねば! ウルトラの父: まったく問題ありません。確か必要になるので準備しておいたもののような。 KTCの旧型のメガネでしたよね。 ゾフィー: ハンドルを外さないと、フロントフォークが抜けないので、まだまだ下準備作業が続きます。 マニュアルでは右から外せと書いてあるので、命令に従います。 マスターシリンダーから外して行きますよぉ〜 UPマーク下側のボルトから外して行きます。 ゾフィー: 次にスイッチケース下の二本のネジを外し、スイッチケースを開けるとスロットルケーブル(二本)があるので、二本とも外しハンドルからスイッチケースを取り外す。 さらにハンドルウェイトを取り外してスロットルグリップを取り外す。(写真撮るの忘れちゃった。ごめんなさい) ゾフィー: 左側ハンドルも同様にスイッチ類を外したところで問題発生! グ、グリップが抜けない! そりゃそうだよね、左は回す必要がないもんね。 トップブリッジを外せば抜けるだろうから、外さなくても問題ないだろう。 ということで先に進むぞ! さあ、トップブリッジを外すぞ!と思ったところでまた問題発生! トップブリッジボルトが外せない!外すための工具がないのだ! マニュアルを見ると「共通工具:エクステンションバーとロックナットレンチ30×32mm」が必要とのこと。 多分メガネレンチでいけそうだけど、30×32mmは持ってないので次回持ち越しだな。残念・・・ ウルトラの父: たしかメガネではなく、モンキーレンチを置いてあったはず? もしくは工具箱を探してみてください。32mmはソケットであったはず。 購入は後回しで作業進めるために工具箱は確認してOKです。 ほんとうでしたら、ランボルギーニのガレージに置いてきてもいいのに持ち帰っているのは、このためです。 って何も言っておりませんでした。このような緊急事態は電話ください。 ゾフィー: 時間切れのため本日のレストアはここまで! 今日はフロントフォークを外すところまで行ければと思っていたけど甘かった。 不器用だから時間がかかるのは当然と割り切って作業していこうと思う。 とりあえずキャブを持って帰って掃除しよ。 マフラーが思っていたよりも錆びているので、エキパイのサビ取り&再塗装も必要だな。 楽しくなってきやがった(笑) ウルトラの父: ここまで勢いが付くとあっというまです。 次回は日程が合えば顔を出しますね。 |
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